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建通新聞社
2024/05/09

【大阪】大阪府23年度工事成績 トップは森組

 大阪府がまとめた2023年度(23年4月〜24年3月)の工事成績評定結果によると、森組大阪本店の「一級河川寝屋川加納元町調節池築造工事(発進立坑)」(土木)が87点でトップとなった。全1102件のうち、80点以上は105件。80点以上の割合は約9・5%となり、22年度と比べ約0・5ポイント減少した。
 80点以上の工事は、府都市整備部優良建設工事等表彰の審査対象となる。工種別の内訳は、土木が71件、建築が11件、設備が23件だった。
 全体の平均点は76・01点。工種別でみると、土木が76・03点(546件)、建築が76・00点(132件)、設備が75・90点(424件)。22年度と比べると、全体の平均点は0・04ポイント増加。工種別では、土木が0・06ポイント、建築が0・02ポイント増えたのに対し、設備は0・13ポイント減少した。
 最高点と最低点の開きは土木が21点(最高点87点、最低点66点)、建築が21点(最高点86点、最低点65点)、設備が15点(最高点83点、最低点68点)。
 土木は、全体のトップでもある森組大阪本店に続き、▽久本組・松尾組共同企業体▽中林建設▽久栄建設大阪営業所▽日立造船・日本橋梁共同企業体▽一工業―が施工した5件が85点で2位タイとなった。
 建築では、大容建設大阪支店の「大阪府営堺新金岡4丁5番第3期高層住宅(建て替え)新築工事(第2工区)」と町田・利晃共同企業体の「同工事(第3工区)」が86点でトップ。3位は85点で、▽大勝建設▽旭工建▽堺土建▽コーナン建設―の4社の工事が並んだ。
 設備では、▽東芝プラントシステム関西支社の「大和川下流流域下水道今池水みらいセンター自家発電設備更新工事」▽大浪電設の「大阪府立出来島支援学校(仮称)改修その他電気設備工事」▽NECネッツエスアイ関西パブリックソリューション営業本部の「大阪府立国際会議場音響設備改修工事」▽大三洋行大阪支社の「大阪府立国際会議場調光設備改修工事」―の4件が83点で1位。次点は、キサラギ電気と三菱電機関西支社、富士通Japan関西公共ビジネス統括部の3社の工事が82点で続いた。
 ※評定の記された表は建通新聞電子版に掲載中。

提供:建通新聞社