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　大阪市が２０２３年度に発注した工事などを対象に、本紙が落札額ランキングをまとめた（随意契約を含む）。ＪＶ受注を除く、企業別の落札額のトップは酉島製作所の37億６５００万円。２位以下は、メタウォーター、電業社機械製作所、北陸電気工事、大勝建設が続いた。
　酉島製作所は２件の総額で、「東野田抽水所ポンプ設備工事（その１―１）」を19億８０００万円、「十八条下水処理場�ｂX〜11雨水ポンプ設備工事」を17億８５００万円でそれぞれ落札した。メタウォーターは７件を受注。「千島下水処理場沈殿池汚泥かき寄せ機設備工事（その１―２）」など、下水処理場の設備の設計、製作、据え付けを行う工事などを担当した。
　電業社機械製作所は井高野抽水所ポンプ設備工事など３件で３位、北陸電気工事はもと住吉市民病院跡地に整備する新病院他建設電気設備工事の１件で４位、大勝建設は鶴橋小学校西校舎棟増築その他工事など４件で５位に入った。
　工種別で見ると、建築では柏里第１住宅１号館建設工事を担当した栗本建設工業が21億７２００万円でトップ。２位は大阪プール天井改修その他工事を担当したフジタとなり、３位は井高野小学校北校舎棟増築その他工事など３件を担当した今西組だった。
　土木では、東横堀川（本町橋〜農人橋間）堤防耐震対策工事など６件を担当したヤマト工業が21億４１４８万５０００円でトップ。２位は住之江区咲洲Ｃ６岸壁上部工補強等工事を受注した清田軌道工業、３位は港区安治川左岸（水門上流）堤防工事を受注した久本組となった。
　この他、下水道は岸本建設（９億００１１万８０００円）、空調・衛生（管）は主計管工（６億６４４０万９０００円）、造園は白川園芸（１億８８５１万７０００円）、電気は全体の４位に入った北陸電気工事（25億５０００万円）、舗装はＴＲＳ（６億１４４３万８０００円）がそれぞれ落札総額の１位となった。
　ＪＶ工事を含む落札額のトップは、鴻池・大鉄ＪＶの「もと住吉市民病院跡地に整備する新病院他建設工事―２」が１０３億１８００万円。次いで、大豊・森本ＪＶの「豊崎〜茶屋町幹線下水管渠築造工事（その２）」（40億７３８０万円）、大鉄・南海辰村ＪＶの「西喜連第５住宅８号館建設工事」（36億２８００万円）が続いた。
　※ランキング表は建通新聞電子版に掲載

提供：建通新聞社