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建設新聞社(長崎)
2024/04/30

【長崎】東彼杵町が新庁舎整備基本計画

概算事業費は15―17億
   PFI、従来方式など比較検討

完成イメージ図(A案)
 東彼杵町は、新庁舎整備に係る基本計画をまとめた。それによると、2階建てを予定。整備計画は複数案を示しており、延べ面積は2538平方bから最大2943平方b。概算事業費は15億0290万円から17億2340万円の間とした。事業手法はPFI方式や従来方式などを比較検討。町民や町議会、懇話会の意見を聞き、本年度内に選定したい考えだ。


 建設地は国道205号に面した彼杵児童体育館とその周辺で、敷地面積は6229平方b。建物工法に関しては鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造を比較検討。このほか鉄骨造に内外装として町有林や県産材を用いるハイブリッドな工法の採用も考えられるとした。

 また、配置計画や建築規模についても複数案を提示した。このうちA案(本庁)は延べ面積2538平方b(1階1296平方b・2階1242平方b)、B案(本庁+図書室的機能)は延べ面積2700平方b(1階1458平方b・2階1242平方b)、C案(本庁+図書館的機能+教育委員会)は延べ面積2943平方b(1階1539平方b・2階1404平方b)となっている。

 なお、概算事業費は彼杵児童体育館の解体整備費と同体育館西側の駐車場拡張エリアの整備費は含まない。

 A案では15億0290万円(手数料110万円・調査費530万円・設計費7870万円・工事監理費1990万円・建設工事費13億9790万円)、B案においては15億9050万円(手数料110万円・調査費530万円・設計費8210万円・工事監理費2070万円・建設工事費14億8130万円)、それにC案では17億2340万円(手数料110万円・調査費530万円・設計費8720万円・工事監理費2200万円・建設工事費16億0780万円)とそれぞれ試算された。

 事業手法においてもPFI方式や従来方式、それにリース方式などを比較検討している。

ksrogo