国土交通省岡山国道事務所は、2025年度の全線開通を目指し整備を進めている一般国道2号「玉島・笠岡道路U期」について、里庄地区第10改良工事を第2四半期に発注する。10月から着工し、24年度末の完成を目指す。
鴨方インターチェンジ(仮称)付近の道路土工(盛土)をはじめ法面工や排水構造物工、防護柵工、仮設工、床版工、橋梁付属物工、鋼橋足場など設置工を予定しており、工事規模は3億円以上4億5000万円未満。施工地は里庄町地内。
この他の関連工事として24年度では、道路照明設備と道路情報表示設備など、六条院トンネルの非常用設備とラジオ再放送設備、照明設備、警報設備をそれぞれ発注する。
玉島・笠岡道路は地域高規格道路倉敷福山道路(延長約55`)の一部を構成する自動車専用道路で、整備延長は、起点・倉敷市玉島阿賀崎〜終点・笠岡市西大島新田までの13・9`。このうち起点から浅口市金光町佐方までの4・5`区間(T期)では暫定2車線で15年3月から供用を開始している。
浅口市金光町佐方〜終点までのU期整備(延長9・4`)には12年度から用地買収や工事に着手しており、U期全体の事業費は636億円。
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提供:建通新聞社」