県ふるさと振興部市町村課は、23年度第3四半期における県内市町村の公共事業等の施行状況をまとめた。第3四半期の契約済み額は968億8400万円で対前年同期比6・6%減、支出済み額は455億4500万円で6・0%減。契約率は73・6%で1・9ポイント低下、執行率は34・6%で0・7ポイント低下している。
契約済み額を補助と単独の別で見ると、補助事業が467億8300万円で13・6%減、単独事業が501億100万円で1・1%増。契約率は補助事業が75・0%で2・1ポイント低下、単独事業が72・3%で1・7ポイント低下となっている。
支出済み額は補助事業が213億3700万円で19・1%減、単独事業は244億800万円で9・2%増となった。執行率は補助事業が33・9%で3・3ポイント低下、単独事業が35・2%で1・9ポイント上昇している。
普通会計の契約済み額は754億2100万円で10・2%減。このうち補助事業は368億5000万円で16・8%減、単独事業は385億7100万円で3・0%減。契約率は普通会計全体が73・7%で2・2ポイント低下、補助事業が74・4%で2・2ポイント低下、単独事業が73・1%で2・0ポイントの低下。
普通会計の契約済み額を性質別で見ると、普通建設事業が733億8300万円で10・7%減、災害復旧事業が20億3800万円で12・3%増。契約率は普通建設事業が74・0%で2・3ポイント低下、災害復旧事業が66・0%で6・4ポイント上昇している。
普通会計の支出済み額は362億6900万円で9・1%減。うち補助事業は172億700万円で22・2%減、単独事業は190億6200万円で7・2%増。普通会計全体の執行率は35・5%で0・5ポイント低下。補助事業は34・7%で3・6ポイント低下、単独事業は36・1%で2・5ポイントの上昇。
普通会計の支出済み額を性質別で見ると、普通建設事業が348億100万円で9・4%減、災害復旧事業が14億6800万円で1・3%減。執行率は普通建設事業が35・1%で0・6ポイント低下、災害復旧事業が47・6%で1・3ポイント低下。
普通会計以外の会計の契約済み額は214億6300万円で8・8%増、支出済み額は92億7600万円で8・4%増。契約率は73・1%で1・1ポイント低下、執行率は31・6%で0・6ポイント低下している。
23年度第2四半期の予算計上額(現計予算)は1316億6400万円で4・1%減。うち補助事業は623億4800万円で11・3%減、単独事業は693億1600万円で3・4%増。性質別では普通建設事業が1285億7800万円で4・2%減、災害復旧事業が30億8600万円で1・4%増。普通会計は1022億8700万円で7・6%減、普通会計以外の会計は293億7700万円で10・5%増となっている。
現計予算のうち前年度からの繰越額は284億4900万円で8・9%減。このうち契約済み額は235億9900万円で15・3%減、支出済み額は122億6100万円で20・5%減。契約率は83・0%で6・2ポイント低下、執行率は43・1%で6・3ポイント低下となっている。
提供:日刊岩手建設工業新聞社