南魚沼市は、大和中学校改築に係る基本設計について、6月中の受託者選定を目指している。
それに間に合うよう、新校舎の仕様などに関する協議の進ちょくを図り、6月上旬ごろにも公告実施したい考え。ただ、公告のタイミングは協議の状況次第で前後するとみられ、選定方法についても場合によっては制限付き一般競争入札からプロポーザルに変更する可能性もあるなど、流動的だとしている。なお、2024年度当初予算には設計費として3800万円を計上している。年度内はこのほか、建設予定地周辺の地質調査なども実施する予定だ。
現在の校舎は1969年竣工、RC造3階建て延べ9513・00平方メートル。15年ほど前に耐震改修を行ったものの、竣工から50年以上が経過し、老朽化が著しいことから、現校舎の敷地内に改築する計画。新校舎の規模などは未定だが、進行する少子化などを踏まえて決定する。
順調にいけば、25年度に実施設計を行い、26年度にも着工する。26年度までの3年間における概算事業費は25億5200万円となり、ふるさと応援活用基金を活用する。