福島市は、PPP/PFI事業(BTO方式を想定)で進める市公設地方卸売市場再整備で、施設整備・運営事業者等の選定を支援するアドバイザリー事業者を公募する。23日、業務のプロポーザルを公告した。5月23日に参加表明書・技術提案書の提出を受け、資格審査を行った後、同30日に1次審査(技術提案書等書類審査)、6月27日に2次審査(ヒアリング)を実施。審査結果は7月1日に通知する。
対象者は、市業務委託有資格者名簿「調査・計画策定業務」登録者で、PPP/PFI事業による公共施設整備アドバイザリー業務実績(14年4月1日以降)、担当技術者として1級建築士の配置などが要件。
業務は@施設整備・運営、既存施設の解体方針、浸水想定区域指定の対応、余剰地利活用の検討など事業内容等の検討支援A事業者選定(公募型プロポーザルを想定)の手順・審査方法・スケジュールなど参加条件の検討B事業実施に係るVFMの検討、分析評価等資料作成C事業者募集書類の作成、応募事業者の評価・選定等支援−などのほか、資料作成、契約締結補助等。履行期間2026年4月まで。概算事業費約3300万円。12月の実施方針公表、2025年4月の事業者公募を想定している。
(提供:福島建設工業新聞社)