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　船橋市は、リハビリテーション病院の空調設備、換気設備、給湯設備、中央監視設備などの更新・改修工事を２０２５年度に行う方針だ。17日に、設計業務委託の事後審査型一般競争入札を公告した。30日から５月９日まで入札書の提出を受け付け、13日に開札する。委託期間は25年２月28日まで。予定価格は２８４６万８０００円。
　リハビリテーション病院は、夏見台４―２に所在。敷地面積は１万８５７４・92�u。
　建物はＲＣ造一部Ｓ造４階建て、建築面積６０４３・88�u、延べ床面積１万４１５８・09�u、高さ18ｍ、07年の竣工。
　空調設備については、既存機器を後継機器に更新する。既存の空調方式は▽病棟＝中央式、ファンコイルユニット（２コイル）＋外調機▽リハビリ室＝変風量単一ダクト方式＋床暖房▽一般外来他＝中央式、ファンコイルユニット（２コイル）＋外調機、空冷ヒートポンプパッケージ＋外調機▽中央監視室他＝個別式、空冷ヒートポンプエアコン＋全熱交換機――となっている。熱源装置は、レシプロ式３台、スクリュー１台、蓄熱槽３基。総容量は、冷熱源１７１８kW、温熱源１７１４kW。
　冷却水配管とドレン配管は更新。その他の冷温水配管やダクトなどは原則、既存を再利用する。
　換気設備は、トイレや厨房の局所換気設備以外の全ての機器および補機類を更新する。また、１階図書室および更衣室の室内湿度が高い傾向にあることから、新たに調湿可能な機器の設置を検討する。
　施設を運営しながらの改修を予定しており、施工工程や工事・利用者の動線などを設計で検討する。２〜４階の病室の施工工程などについては、５月31日完了予定の「リハビリテーション病院施設・設備更新計画策定業務委託」の成果品を基に検討する。
　設計の業務概要は、総合・構造・電気設備・機械設備の実施設計、積算数量算出書の作成、単価作成資料の作成、見積もり検討資料の作成、概略工事工程表の作成、概算工事費の算出、各種申請手続き、設計説明書の作成など。