愛媛県は、伊予農業高校第4教棟を老朽化対策などを目的に長寿命化改修する。また老朽化したコンクリートブロック塀を撤去し目隠しフェンスなどの外構改修を施すとともに、部室棟、プロパン庫、物置を解体し、部室棟を新築する。設計を8月末までの履行期限で進め、早期整備に備えていく。
第4教棟の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1568平方b。屋上防水や外壁改修(渡り廊下の屋根改修、一部建具改修含む)を中心に長寿命化改修する。外構改修では、敷地東側境界沿いの既存コンクリートブロック塀を撤去し、鋼製の目隠しフェンスを整備する。延長は220b程度。解体する部室棟とプロパン庫の規模はそれぞれコンクリートブロック造平屋74平方b、コンクリートブロック一部鉄骨造平屋8・5平方b。物置はプレハブで9・7平方bと4・7平方bの計2棟を撤去する。新築する部室棟の規模は木造平屋100平方bを見込んでいる。
所在地は伊予市下吾川1433。設計はシャトー企画設計事務所(松山市)が担当している。
提供:建通新聞社