社会福祉法人妻有福祉会(十日町市新宮乙195−3 蔵品泰治理事長)は23日付で、十日町市新宮地内「養護老人ホーム妻有荘改築工事実施設計業務委託」を制限付き一般競争で公告した。
参加資格申請書は5月2日まで受け付ける。主な資格は十日町市または津南町に本社を有し、一級建築設計の認定を受け、社会福祉施設の設計実績があることなど。
業務内容は新居住棟(RC3階建て延べ3637・33平方メートル)の建設に係る積算(設計書作成)、建築確認申請等諸手続き、既存管理棟解体設計など各一式。
入・開札は5月9日、履行期間は10月23日まで。基本設計は塚田設計事務所(十日町市高山)が担当した。
同施設は1974年竣工の居住棟、80年竣工の管理棟、96年竣工の新館の3棟から成り、規模はRC造地上2階建て地下1階建て延べ3588・15平方メートル。うち、居住棟(延べ1045・45平方メートル)と管理棟(延べ586・43平方メートル)は老朽化が著しいことなどから、利用者の安心安全確保のため、解体し改築。新居住棟と既存新館の2棟構成に改める。居室は全室個室とし、定員は現在の80人から72人に減らす。なお、2025−26年度に本体工事(管理棟解体含む)を行い、27年度に稼働開始となる。