東日本高速道路東北支社は、秋田自動車道山内PA〜横手IC間4車線化の土渕工事を開札し、75億2,000万円で安藤ハザマが落札した。横手市山内筏〜大沢までの上り線5,920m(道路L4,225m)で道路新設のほか、土渕トンネル新設(L774m)、橋梁5橋(力石橋、横手川橋、相野々橋、岩瀬橋、土渕橋)の下部工などを行う。今後は6月までに横手工事(横手市大沢〜大屋新町、L約3,000m)、年内に横手川橋上部工、岩瀬橋上部工などをそれぞれ公告する見通し。
全体計画は、暫定2車線(片側1車線)となっている山内PA(横手市山内筏)〜横手IC(横手市柳田)の延長約7,700mを4車線化するもの。区間内には現行路線と同様、橋梁8橋(力石橋L70m、横手川橋L158m、相野々橋L345m、岩瀬橋L169m、土渕橋L152m、中里橋L21.5m、新町橋L131m、柳田橋L27.3m)やトンネル3基(土渕L774m、大沢L444m、横手L681m)を新設する。総事業費は約350億円。
今後、発注する工事のうち、横手工事は土渕工事の終点部から横手ICまでの約3,000m区間で、橋梁1橋(新町橋)やトンネル約1,000mなどを含む。工期は約60カ月。横手川橋と岩瀬川橋の上部工はそれぞれ設計施工で発注し、工期はいずれも約65カ月を想定している。
また、業務では横手地区の家屋事前調査(10棟)と山内地区の用地測量(約5,000u)をそれぞれ年内に公告する予定。
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秋田建設工業新聞社