燕市は2024年度、分水公民館大規模改修工事に係る設計に着手する。工事費に約10億7000万円(税込)を見込み、25年度6月から着工する予定だ。
1985年に建設。設備関係を中心に支障が生じており、運営に大きな影響を及ぼしている。また、今後の施設統廃合に向けた館内に新たなスペースが必要となることが見込まれるため、大規模改造および改修を行うことで、安定した運営の実現と施設統廃合の実現を図っていく。
計画によると、諸室の位置変更を含めた大規模改造を行うほか、内外装建具、電気設備機器、配線類、冷暖房設備、換気設備、衛生器具類配管類(調理室危ぐ含む)、受変電発電、給水装置、昇降装置、屋外埋設配管類などの全更新改修を施すまた、トイレの洋式化改修やバリアフリートイレの整備、特定天井の耐震改修を実施する。施設規模はRC造3階建て延べ2641・19平方メートル。場所は分水新町2丁目5番1号。
24日に設計業務が通常型指名競争入札で開札される。基本設計を6月までにまとめ、7月から実施設計に移行し、履行期限は9月30日まで。工事は2025年度12月に完了する予定。