日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/04/16
【埼玉】新座市 小中学校計6校の屋外トイレを改築、24年度内に設計・施工
新座市は小中学校計6校分の屋外トイレを改築する。施工対象は小学校5校(野火止・八石・野寺・栄・新座)と第六中学校。まずは本年度前半をめどに設計をまとめた上で、10月ごろ工事発注する工程を目指す。工事費は1校ごとに約2100万円程度を試算した。
市は学校施設の防災機能向上を図り、過年度から学校の屋外トイレ改築を実施している。23年度は第四小など6校分の施工を実施。続く24年度では、野火止小など計6校分の工事へ着手する。
いずれの学校でも現況施設を解体した後、男子トイレ1カ所(小便器1基、大便器1基)、女子トイレ1カ所(大便器2基)、バリアフリートイレ1カ所を整備する形を基本路線に据える。
学校ごとの施工詳細をまとめた後、10月をめどに工事発注する見込み。現時点では2校ごとに発注をまとめ、計3件の工事をそれぞれ指名通知する見通しを示す。
市は24年度の施工を終えた後も、学校の屋外トイレ改築を推進していく考え。25年度は東北小など計5校分の設計・施工を行う見通しだ。