日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/04/18
【埼玉】川越市/グリーンツーリズム拠点施設/キャンプ場0・75ha造成、予算1500万円で盛り土
川越市は、「グリーンツーリズム拠点施設キャンプスペース土地造成工事」の一般競争入札を早くて5月、遅くとも6月には公告する方向で調整する。当初予算で工事費となる約1500万円を措置した。2025年度に残りの園路、植栽などの工事を別途発注し、26年度の供用開始を目指す。
市のグリーンツーリズム拠点施設・農業ふれあいセンター(伊佐沼地内)に隣接した田んぼ約7500uをオートキャンプ場に整備する。今回の土地造成工事で、周辺道路との高低差(約1m)を埋める盛り土などを行う。
入札公告時期の目安は5月だが、庁内調整の進み具合から6月に変わる可能性もある。予定工期は25年3月まで。
盛り土後の養生期間を加味しつつ、25年度の工事発注に別途取り掛かる。利用者の車両や歩行者のための園路、植栽などを施工する。区域内へのトイレや水道などの新設までは考えていない。
市は現在のふれあいセンターを軸に、周辺の農業、景観との触れ合いを狙ったグリーンツーリズムの実践に力を入れている。キャンプ場の新設で来訪者に長く滞在してもらえる環境を整える。