建設機械の販売・レンタルなどを行うコマツ秋田と秋田総合リースが秋田市川尻大川町のコマツ秋田敷地内で建設を進めていた新社屋が完成し、両事業所の本社、支店・営業所の拠点として22日から営業を開始する。市内に分散していた事業所を集約することで業務の効率化や顧客サービスの向上を図る。
完成した新社屋の建屋は事務所棟、整備工場棟、レンタル工場・塗装工場棟からなり、事務所棟1階にコマツ秋田秋田支店と秋田総合リース秋田営業所、3階に両事業所の本社が同居する。就業人数は70名。
なお、現在は外構工事(施工:NIPPO)と旧社屋の解体工事(施工:ユナイテッド計画)をそれぞれ進めており、8月末の竣工を目指している。
田川浩一代表取締役社長は新社屋の完成にあたり、「お客様の問題解決にご協力できる会社を目指している。沢山の方々にご来店頂き、ICT施工、最新の建設機械、建設機械のメンテナンス、建機レンタルなど何でもご相談いただきたい」と話している。
新社屋建築の基礎工事では、平面図をICT建機に取り込むことにより、3Dデータの作成不要でICT施工が可能な「クイックスマコン」を採用し、簡単かつスピーディな3D施工を実現。また、今後の旧社屋解体では、現場での排気ガスゼロ、騒音・排熱の大幅低減を実現する電動油圧ショベルを使用する予定で、見学を受け付けている(問い合わせ先018−865−1330)。
提供:
秋田建設工業新聞社