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　道企業局は、ラピダス（本社・東京）の次世代半導体製造拠点整備に伴う苫小牧地区工業用水道配水施設建設中継ポンプ場建設について、30日にＷＴＯ政府調達協定対象の条件付き一般競争で公告する予定だ。道における建築の有資格者2、3者と建築設計の参加資格を持つ1級建築士事務所1者以上で構成するコンソーシアム結成が要件。設計・施工一括発注方式を採用し、高度技術提案型総合評価で11月13日に入札する見通し。概算工事費は28億円、工期は34カ月を見込んでいる。
　コンソーシアムの結成が参加条件。構成員の要件は、施工業務が道における建築の有資格者2、3者、設計・工事監理業務が道における建築設計の参加資格を持つ1級建築士事務所で、上水道・工業用水道の建設コンサルタント登録がある1者以上とする予定だ。
　04年度以降に企業局、国、地方公共団体、公社公団などから受注した実績も求める。施工業務は工業用水道または上水道における延べ400�u以上のポンプ場か浄水場の新築工事（3者の場合は2者以上）、設計・工事監理業務は工業用水道または上水道における送配水能力1日8000㎥以上のポンプ場か、処理能力1日8000㎥以上の浄水場の新設実施設計（1者以上）の実績とする。
　事業内容は、施工業務が土木建築設備やポンプ設備などの機械設備、受変電設備といった電気・計測設備。設計・工事監理業務は調査、設計、工事監理を担う。
　道企業局では、ことし2月にラピダス関連として苫小牧工業用水道配水施設建設配水管工事3件の入札を実施。1工区を岩倉建設らコンソーシアム、2工区を宮坂建設工業らコンソーシアム、3工区を中山組らコンソーシアムが落札していた。