建設新聞社
2024/04/18
【東北・福島】伊達地方衛生処理組合がごみ焼却施設建替
伊達地方衛生処理組合(管理者=須田博行伊達市長)は、福島県伊達市など1市3町で運営するごみ焼却施設の老朽化に伴う建て替えを計画し、2024年度に基本設計業務と生活環境影響評価業務を委託する。
当初予算では、27年度にかけて作成する基本・実施設計業務の委託費計8800万円(24年度分2200万円)、関連業務の生活環境影響評価業務委託費計1億8000万円(同4500万円)を確保した。発注方法や時期は調整中。
現在の焼却施設は、伊達市保原町西新田1の1地内で1995年に稼働を開始。準連続燃焼式ストーカ炉3基を設置し、1日当たりの処理能力は150dとなっている。
新ごみ焼却施設の建設場所は敷地内の旧焼却場跡地を想定。処理方式はガス化溶融炉、処理能力については既存施設と同程度としている。
主なスケジュールは、基本設計を24〜25年度、実施設計を26〜27年度で作成し、建設工事を28〜31年度にかけて行い32年度の供用開始を目指す。生活環境影響調査は設計と並行して24〜27年度に実施する。
なお、現在は循環型社会形成推進地域計画の策定をエイト日本技術開発で進めている。
提供:建設新聞社