石川県土木部営繕課は、内灘町での鶴ケ丘団地建設事業で2024年度、3号棟に取り掛かる。老朽化した既存施設(17・18号棟)の解体を経て跡地に建設することにしており、本体工事は年度後半から本格化となりそうだ。
3号棟はRC造3階建て延べ1567平方メートルで24戸収容(1LDK13戸〈うち1戸が車いす住戸〉、2LDK8戸、3LDK3戸)。実施設計は、VΛN建築事務所(意匠)、大屋設備(設備)、田淵建築設計事務所(構造)が担当。2024年度実質当初予算に債務含め10億5018万7000円を計上している。
県では3号棟に引き続き最終となる4号棟RC造3階建て延べ1424平方メートルで21戸収容(1LDK9戸、2LDK12戸)へ移行する。
同事業は老朽化した鶴ケ丘県営住宅10棟を3階建ての集合住宅4棟へ建て替えるとともに、一部を白帆台ニュータウンへ移転させる計画。鶴ケ丘ではこれまでに2棟(36戸収容、39戸収容)が完成している。