大阪府の2024年度の建設工事競争入札参加資格登録事業者数は、4月1日時点で6859者となった。今回は入札参加資格の有効年度24〜26年度の初年度。前回の有効年度の初年度だった21年4月1日時点の事業者数と比べると、128者(約1・9%)増加。主要5業種の事業者数はいずれも増えた。一方、23年4月1日時点と比べると、659者(約8・8%)減少した。
21年度と比べ、主要5業種の登録事業者数は土木一式が約0・5%増、建築一式が約3・6%増、電気が約1・9%増、管が約5・4%増、舗装が約3・3%増となった。
WTO対象工事の入札にも参加できる一般競争入札参加資格登録事業者数は251者で、21年度の261者と比べ10者減少した。経常JVの登録事業者数は0だった。
ランク別の登録事業者数で、21年度と比べて増加したのは、建築Cランクの約6・1%増と建築Dランクの約7・7%増、管Dランクの15・2%増などだった。また、減少したのは、建築Bランクの約3・3%減、電気Bランクの約3・9%減などだった。
23年度と比べると主要5業種の登録者数は、土木一式が約6・4%減、建築一式が約7・6%減、電気が約9・2%減、管が約4・6%減、舗装が約3・5%減と全てで減少した。WTO対象工事に参加できる登録者数は、23者減少した。
また、測量・建設コンサルタント等業務の競争入札参加資格登録事業者数は1081者で、23年度の1010者と比べ71者(約7・0%)増加。21年度の1091者と比べると10者(約0・9%)減少した。今回は有効年度(23〜25年度)の2カ年目となる。
提供:建通新聞社