名古屋鉄道(名鉄、名古屋市中村区名駅1ノ2ノ4)は、名古屋本線・金山駅へのホームドア設置に向け、10月から実証試験を開始する。2025年3月ごろまでの約半年間で実用に向けた課題の洗い出しを行い、同駅での本格整備に向けた検討を進める考え。
試験は、金山駅上り3番線ホームで実施。神宮前駅方向に1扉分のホームドア(可動式ホーム柵)を設置し、ドア位置など車両によって異なる、さまざまな事象に対応できるかを検証するという。
名鉄は、複数年にわたって金山駅のホームドア設置を計画しており、22年度には測量・設計検討、23年度には今回の実証試験に向けた準備を進めていた。同駅への本格的なホームドア整備のスケジュールは、現在も未定としている。
提供:建通新聞社