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　県商工労働部は、船橋テクノスクールと我孫子テクノスクールにおいて、機能強化や機能移転などに伴う施設整備を計画している。船橋テクノスクールで、ＩｏＴシステム科の新設に伴い、管理実習棟の教室を「実習室」に改修。さらに、東金テクノスクールから移転するディスプレイ科（現・空間デザイン科）と老朽化した実習棟にある金属加工科を集約する「ディスプレイ科・金属加工科棟」をグラウンドの一部に新築する。我孫子テクノスクールでは、旧造園科実習棟を解体し、跡地に「造園科棟」を整備するほか、グラウンドの一部に「ＩｏＴシステム科棟」を建設。「ＩｏＴシステム科棟」の完成後、船橋テクノスクールのＩｏＴシステム科を移転する。
　船橋テクノスクールは、船橋市高瀬町31―７にある。
　管理実習棟は、ＲＣ造地上４階建て、延べ床面積２６９０・35�u。改修対象の教室は約１４０�u。10人分の実習スペースを有する実習室を整備するため、主に電気式空調設備とライティングレールを設置するほか、フリーアクセス床を整備する。
　実施設計は、第２四半期に指名競争入札で委託し、５か月でまとめる。
　工事は、設計がまとまり次第、年度内に指名競争入札で発注し、25年度に完了する見込み。
　ディスプレイ科・金属加工科棟は、Ｓ造２階建て、延べ床面積２５１４�u（車庫と危険物倉庫を除く）の計画。
　基本・実施設計は第１四半期に一般競争入札で委託し、18か月でまとめる。また、地盤調査を第２四半期に指名競争入札で委託し、機械ボーリング、標準貫入試験、土質試験、解析等調査を６か月で完了する。
　工事は、26年度以降に一般競争入札で発注する想定だ。
　我孫子テクノスクールは、我孫子市久寺家６８２―１に所在。
　旧造園科実習棟は、平屋、延べ床面積１５８３�u（渡り廊下を含む）。老朽化に伴い使用を停止しており、仮設実習棟で授業を行っている。
　造園科棟およびＩｏＴシステム科棟は、ＲＣ造平屋、延べ床面積合計１８３８�u（渡り廊下を含む）の計画。うち、ＩｏＴシステム科棟は延べ床面積７１４�u。
　基本・実施設計は第１四半期に一般競争入札で委託し、15か月で取りまとめる。
　工事は、早ければ25年度に一般競争入札を公告する。