トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(岡山)
2024/04/19

【岡山】津山市 久米総合文化運動公園市民プールの整備運営事業者募集要項公表

  津山市は、「久米総合文化運動公園市民プールの整備運営事業」の事業者募集要項(案)や要求水準書(案)などを公表した。事業者説明会・個別対話を経て6月上旬にDBO方式(設計・施工・運営一括方式)を整備手法とした公募型プロポーザルを公告する。
 公告後は、資格審査やプレゼンテーション・ヒアリングを経て、11月中旬に優先交渉権者を公表。設計・建設・監理の総額は20億7920万円(解体撤去・屋外附帯施設・器具備品など含む)、運営・維持管理(15年間)の総額は8億4000万円(年間は5600万円)とそれぞれ上限価格(税込)を設定している。
 参加資格は、設計・建設・工事監理・運営・維持管理事業者で構成するグループで、そのうち建設事業者は3者構成の共同事業体(建設JV)とし、建設JVの代表者は、経営事項審査の建築一式工事の総合評点値が1400点以上などとしている。
 事業スケジュールは、設計期間が契約締結日から25年8月まで(約9カ月)、建設工事・監理期間が25年4月から26年12月(現市民プール解体撤去期間を含む)を想定しており、開業準備期間(26年1〜3月)を経て、26年4月での運営開始を目指す。
 整備場所は、現市民プールの敷地約8700平方b。施設規模は延べ2500平方b程度で、整備概要は25b×8レーン以上のメインプールや小プール、400人程度の観客席、ジャグジー・更衣室、トレーニングルーム、エントランスロビーなどの他、屋外エリアには多くの住民が年間を通じて集えるスペースを想定しており、選定された事業者の提案を取り入れて整備する。
 現在の市民プールは久米総合文化運動公園(津山市中北下1253)の敷地内にあり、老朽化が進んでいることから新施設への更新を計画。現施設の規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1787平方bで、屋内温水プールなどがある。現施設は設計を倉森建築設計事務所(岡山市北区)、施工を荒木組(岡山市北区)がそれぞれ担当した。

提供:建通新聞社