和気町は、佐伯グラウンドの改修事業に伴う3塁側フェンス設置などの工事を一般競争入札で4月中にも一括で発注する予定。2024年度当初予算には改修工事費8402万円を計上しており、着工は11月以降となる。本部新設や外野フェンス裏管理道整備、トイレ洋式化、倉庫改修などの工事は25年度に発注する予定。
場所は父井原地内。施工内容について、3塁側に高さ2b、長さ80bのフェンスを設置する他、1塁側にある幅7・8b、奥行き2・4b、高さ2・5bのダッグアウトを解体し、3塁側と1塁側に幅8・5b、奥行き2・2b、高さ最大2・2bのダッグアウトを新設する。また、黒土を盛土してブルペンを設置する他、鉄骨造平屋約56平方bの本部と鉄筋コンクリート基礎15カ所、長さ28b、高さ9bでコンクリートブロック5段の胸板があるバックネットを解体する。
佐伯グラウンドは同町唯一の野球場で、主に野球の試合や練習などに使用されており、週末の利用頻度が高い状態となっている。老朽化や機能不足があるため、大会関係者や利用者から改善の要望があり、利便性の向上や町民のスポーツ振興などを目的として改修する。4月にも発注する工事の実施設計は花田建築設計事務所(和気町)が担当し、23年度に完了している。
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提供:建通新聞社」