トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2024/04/15

【鳥取】「令和5年災」7割で現地着手/残り復旧は100カ所あまり県土整備部3月末

 昨年発生した台風7号被害を中心とした災害復旧工事について、県土整備部は3月末までに約7割の249現場で工事契約を終えた。今年度に入っても残り100現場あまり、50〜60億円の発注を引き継いでいく。
 同部所管の河川、道路、砂防の公共土木施設災の3月末契約状況を集計。全災害カ所354件のうち249件、70・3%の発注を完了し、査定決定額ベースでは176億のうち、112億円で工事契約を結んだ。
 同部技術企画課は「用地買収が必要なカ所を除いて、ほぼ全て発注できた」と説明しており、目標としていた3月末で6割程度を上回った。
 現地未着手は、鳥取県土77カ所、八頭県土16カ所、中部県土12カ所の計105カ所。復旧費は50〜60億円と見られる。
 今後、鳥取市佐治町の国道482号、佐治川、八頭町の私都川などの発注を継続。中部管内でも大型工事の倉吉市円谷町の国道179号、三朝町神倉の三朝中線などの現地着工を目指す。

日刊建設工業新聞