岐阜市は、旧リサイクルセンター跡地とリサイクルセンター西側に位置するテニスコートを板屋公園として整備するため、工事を遅くとも7月には発注する予定だ。工事契約は9月の議会承認を見込む。工期は約12カ月。2024年度当初予算には、前払い金として工事費8000万円を計上し、後金として24〜25年度の債務負担行為で1億2000万円を確保した。
市は、旧リサイクルセンターを23年度に解体した。跡地整備事業では、地元の要望に応える形で、公園整備と道路整備を行う。事業では24年度は公園整備工事と周辺道路の整備に向けた実施設計に着手する。
跡地に整備する公園の敷地面積は約3700平方b。グラウンドゴルフ場としても活用できるようクレイ舗装を想定しており、駐車場やトイレなども整備する。
既存のテニスコートは、リサイクルセンターの西側に位置する。舗装を打ち換えてハードコート3面を再配置する他、コミュニティーバスの停留所なども整備する。敷地面積は約4100平方b。
道路整備では、現在行き止まりとなっているリサイクルセンター東側の道路を、リサイクルセンター西側の道路と接続するため、跡地の公園の北側に新設する。延長は約140b。
設計は大同コンサルタンツ(岐阜市)が担当した。
所在地は木田5地内。
提供:建通新聞社