日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/04/11
【埼玉】皆野町 新給食センター設計プロポで優先交渉者決める
皆野町は、皆野地内で計画する新学校給食センター(仮称)の設計業務について指名型プロポーザルを行い、優先交渉者を福島建築設計事務所(群馬県前橋市、рO27−231−3060)に決めた。設計の期間は3月下旬から2025年1月下旬までを予定。
設計後の流れとしては25年度に工事の入札を行い、工事着手。26年4月の開設を見通す。新たな給食センターの位置は旧雇用促進住宅の駐車場(皆野字新井)となっている。敷地面積は約2000u。施設規模については1000u程度を予定している。
調理能力は700食規模とし、町内の小学校3校、中学校1校、幼稚園1園を対象にする方針。30人分の食物アレルギー対応も見込んでいる。
学校給食センターの建設は、現況施設は40年以上が経過し老朽化していることから行うもの。18年度の保健所による立ち入り検査で、床・壁・天井の修繕や構造の改善が指摘されている。また、食物アレルギー対応食を調理する専門調理室や設備がない状況となっている。
現在の給食センター(皆野1635−1)は敷地内に施設4棟で構成し、床面積計560u。1979年に完成した。