柏崎市は11日、DBO方式「新ごみ処理場整備・運営事業」を公募型プロポーザルで公告した。
参加資格審査書類は5月24日まで、対面的対話用資料は6月21日まで、事業提案書・価格提案書は10月17日まで受け付ける。事業者はプラントの設計・建設を行う企業を代表とし、建屋等建築物の設計、建築、解体、施設の運営・維持管理の各業務を行う企業で構成されるグループとする。
主な資格はプラント設計・建設企業が清掃施設、建築物の建設企業は建築一式の総合評定値がそれぞれ1300点以上で、建築物の建設企業については県内(構成企業のうち1社は市内)に本店があるものとする。また、建築物の設計、施設の運営維持管理を含むいずれの業務もボイラ・タービン式発電設備を設置した一般廃棄物処理施設の建設に係る実績を要し、プラント・設計建設企業と運営・維持管理企業については80トン/日以上かつストーカ式の新設工事、運転管理も含めDBO方式での元請け実績を求める。他方、解体企業は市内に本店を有し、アスベスト含有建築物の解体工事の元請け実績があることなど。ヒアリングおよび最優秀提案者特定は12月上旬、正式決定は下旬。2025年1月に基本協定、3月中旬に仮契約、下旬に本契約を締結。
業務内容は設計・建設が基本・実施設計、機械設備工事(エネルギー回収型廃棄物処理場、マテリアルリサイクル推進施設等)、建築工事(工場棟、管理棟、ごみ計量棟等)、土木工事、建築電気・機械工事、準備工事、仮設施設整備工事、解体・撤去工事。運営は運転管理、維持管理、測定管理など。予定価格は316億3200万円。設計・建設期間は29年3月31日まで、運営期間は29年4月1日から49年3月31日まで(20年間)。
基本計画策定および発注支援業務は八千代エンジニヤリングが担当。