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日刊建設工業新聞
2024/04/10

【鳥取】24年度補助・交付金/河川・ダムは25.8億円投入/私都川災害関連に3億円/県土整備部

 県土整備部は、24年度国庫補助と交付金を活用する河川・ダム事業25億8200万円をまとめた。国当初予算の内示を受けて集計。同部河川課によると、私都川の災害関連事業3億円が加わったため、前年度当初の23億7400万円から予算が伸びた。
 補助事業は12億1000万円で、河川改修の水貫川は排水ポンプ設備に3カ年計画で着工。初年度の事業費3億4500万円を付けた。塩見川は箭渓川放水路の詳細設計に7000万円、私都川はJR軌道盛り土に3億6500万円が配分。小松谷川は今年度から補助に切り替えて事業を開始する。
 河川メンテナンスは、橋津川水門(〜25年債務)と湖山水門(〜26年債務)の更新に初年度事業費1億8800万円が内示。ダムメンテナンスは佐治川ダムのホロージェットバルブの更新に1億8400万円で着手する。
 一方、交付金事業は10億6000万円。河川改修の私都川は大隼橋下部工、由良川は北条川放水路、日野川は霞工区の護岸工を推し進める。海岸は岩美海岸(陸上地区)のサンドパックに1億0600万円。
 また、河川災害関連事業の私都川は、延命寺工区と麻生工区に3億0800万円が内示。国交付決定を待って八頭県土に配分する。
 今回の国認証ベースの予算は、県の当初予算を上回っており、同部は今後「6月補正」を編成して事業費を積み増す。

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