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　双葉町は、ＪＲ双葉駅西地区に整備する福祉・交流施設の基本計画策定で業務委託の公募型プロポーザルを公告した。
　参加形態は1級建築士事務所登録の単体か3者以内の共同企業体で、単体企業と共同企業体のうち1者には2014年度以降に通所介護、短期入所生活介護、訪問介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、介護老人福祉施設等の基本計画策定業務か基本設計業務の完了実績を求めている。
　申込期限5月9日。書類審査で技術提案書提出者を5者程度選定する。提案書提出期限6月7日、技術提案審査（プレゼンテーション）を同21日に予定。契約候補者は同26日ごろに通知する。
　技術提案の特定テーマは�@訪問介護および地域密着型介護の課題と取り組み方針�A日常的にコミュニケーションがとれ、他機能の相乗効果が発揮される交流スペースの整備方針―とし、的確性や実現性などを評価する。
　業務は基本構想案の整理、導入機能や役割など諸条件の整理、整備計画の策定、事業スケジュールの作成など。履行期間25年2月28日まで。参考業務規模1900万円（消費税込）。
　同町内には駅西住宅に診療所が1カ所あるのみで、福祉機能は震災を機に閉鎖している。子供から高齢者まで年齢や障がいの有無にかかわらず、必要なサービスを受けることができる拠点を目指して整備する。
（提供：福島建設工業新聞社）