富山県土木部は2024年度、二上、神通川左岸浄化センターで設備更新に着手する。当初予算に債務負担行為として12億3200万円を設定した。
小矢部川流域下水道の二上浄化センターでは、最終沈殿池汚泥掻寄機に5億4000万円、砂ろ過機に2億4000万円を充て、更新工事を進める。二上センター(高岡市二上地内)は1988年に供用開始。処理方法は標準活性汚泥法、計画下水量18万9400立方メートル/日。
神通川左岸流域下水道の神通川左岸浄化センターには4億5200万円を投じ、汚泥脱水機の更新に取り組む。神左センター(射水市海竜町地内)の処理方式は標準活性汚泥法・嫌気無酸素好気法、計画下水量11万7000立方メートル/日。97年に供用した。