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　新潟市は、２０２４年度当初予算で私立保育所等整備費補助事業に５億４５１４万９０００円を盛り込んだ。
　市立保育園配置計画の推進と良好な保育環境の確保を図るため、国交付金を活用し、私立保育園等の整備費補助を支援する。補助対象は創設３園と大規模修繕２園となっている。
　創設は北区でこども家庭庁所管の新潟市企業主導型保育園を運営する「ひかりキッズ」（新潟市北区）が社会福祉法人（仮称）聖愛会を設立し、保育所認定こども園「（仮称）ひかりキッズ２」（定員約５０人）を北区太夫浜地内に建設。また、社会福祉法人華桜会（中央区鳥屋野南３丁目）が西区立仏地内に幼保連携型認定こども園「（仮称）たちぼとけこども園」（定員１０９人）を新築する。ともに開園は２０２５年春を予定している。
　大規模修繕では社会福祉法人弘法児童福祉会が運営する「こやす認定こども園」（中央区日の出１丁目）と社会福祉法人松の木会が運営する紫竹山こども園（中央区紫竹山２丁目）が対象。
　そのほか、社会福祉法人颯和会（新潟市西区小針６丁目）が２６年度に閉園予定の山潟保育園（弁天橋通３丁目）の在園児受け入れを見込み、社会福祉法人颯和会（新潟市西区小針６丁目）が江南区に移転新築するサンキョーフーズ跡地（中央区長潟３丁目地内）で計画する「（仮称）山潟パステルこども園」（定員約８０人）の整備を支援。２６年春の開園を目指しているため、市では私立保育所等整備費補助金として債務負担行為で２億４７３５万６０００円（期間は２５年度）を設定した。