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　美郷町商工観光交流課は、安楽寺地区（旧六郷わくわく園跡地、ゲートボール場跡地）の宅地開発に関し、基本・実施設計をこのほどエルディコンサルタントに委託した。12月25日の履行期限でまとめ、７年度当初予算に造成費を要望する。工事は単年度で完了予定。分譲開始は８年度を想定している。今回、委託した設計は公募型プロポーザル方式で公告していたもので、ヒアリングには同社１者が参加。審査委員７人の評点（各100点）は489点だった。

　事業は、若者世代の転出抑制と移住者の増加につなげるため、更地となっている旧六郷わくわく園跡地（六郷字安楽寺311、7,229.28�u）、ゲートボール場跡地（同321−１、1,271.86�u）を住宅用地として宅地開発し、分譲するもの。西側約200ｍに位置する旧六郷公民館跡地では子育て支援拠点施設の整備計画も進められているほか、県道角館六郷線沿いに位置し、国道13号やＪＲ飯詰駅が近くにあるなど、アクセスも良好な環境となっている。

　区画数は北側の旧六郷わくわく園跡地が20区画前後、ゲートボール場跡地が４区画程度を想定している。分譲は町が行う。住宅用地以外の土地は遊歩道や緑地などの共用空間とし、町が所有・管理する予定。

提供：秋田建設工業新聞社