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北陸工業新聞社
2024/04/10

【富山】第3四半期総計で773億円(7%減)/県建設業協会の会員受注動向/10−12月分は1%減

 富山県建設業協会がまとめた会員受注調査結果によると、2023年度第3四半期(令和5年4〜12月)における土木・建築の元請受注高総計は、前年同期と比べ54億円(7%)減の773億円となった。
 同協会が会員に実施した受注調査を基にまとめたもの。それによると、公共・民間別では、公共が42億円(11%)増の409億円で、民間は96億円(21%)の減の364億円。
 県内の地区別受注状況は、東部地区が公共で22%増、民間が28%減となり、地区合計で7%減。西部地区は公共が横ばい、民間が5%減となり、地区合計で2%減。県内合計は公共13%増、民間21%減の739億円で5%減となった。
 また、県外は公共が41%減、民間が23%減で推移し、26%減の34億円だった。
 一方、第3四半期(10〜12月)分を見ると、県外を含む土木・建築の元請受注高総計は184億円で、前年同期と比べて2億円(1%)の減となった。内訳は公共が8億円(9%)増の98億円、民間が10億円(11%)減の86億円。
 地区別の受注状況では、東部地区が公共で5億円(8%)減、民間で10億円(18%)減となり、地区合計では15億円(13%)減となった。
 西部地区では、公共が16億円(65%)増、民間が6億円(23%)増となっており、地区合計で22億円(42%)増となっている。
 この結果、県内合計は8億円(5%)増となり、前年同期を上回る結果を示した。
 土木・建築別を見ると、土木の元請受注高総計が89億円で、昨年同期比6億円(6%)の減。内訳は、公共が77億円で微増、民間が12億円で6億円(33%)の減。
 建築の元請受注高総計は95億円であり、昨年同期比4億円(5%)の増となった。内訳は、公共が21億円で8億円(63%)の増、民間が74億円で4億円(5%)の減で推移した。

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