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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/04/09

【埼玉】新座市、小学校計7校体育館の空調整備に4億円を確保

 新座市は全小中学校体育館へ空調設備を導入するため、24年度分の工事費として総額4億1772万3000円を編成した。施工対象は計7小学校(西堀・片山・第四・東北・野火止・栗原・新座)。月内をめどに、学校ごとに指名競争入札を通知する見通しを示す。
 緊急防災・減災事業債を充て、全小中学校体育館へ空調を設置する計画だ。23年度に1期工事として中学校(全6校)の工事が完了している。24〜25年度の2年間で、小学校体育館への空調整備を進める計画だ。
 24年度予算ではまず、小学校7校分の工事費を組んだ形。いずれの学校も5〜10月の工期を想定する。設計段階では各体育館のアリーナ部分へ空調を整備しつつ、停電時に活用する非常用発電機設置も検討している。
 設計は、桑子建築設計事務所(さいたま市、電話048−783−5566)が手掛けた。
 対象体育館の構造は、第四・東北小を除く5校がいずれもS造2階建てとなる。延べ床面積は▽西堀=787u▽片山=795u▽野火止=840u▽栗原=850u▽新座=833u――。第四小はRC造2階建て、同834uの規模を有する。東北小の規模はS造平屋、床面積717u。
 当初予算ではそのほか、次年度に施工する予定の小学校(9校)分の設計費2383万7000円も組み込んだ。