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建通新聞社(中部)
2024/04/09

【愛知】総合地所 旧イオン今池店の解体に着手

 総合地所(東京都港区芝2ノ31ノ19)は、2月末に閉店したイオン今池店の解体に、3月下旬から着手した。同店舗の敷地は、同社とJA三井リース(東京都中央区)、関電不動産開発(大阪市北区)の3者が2月下旬に取得。跡地の利用方針については未定としているものの、市営地下鉄・今池駅から約200bという好立地の開発には、注目が集まりそうだ。
 場所は名古屋市千種区今池5ノ13ノ26。敷地面積は、およそ7000平方b。店舗の南側には顧客用の平面駐車場が整備されており、こちらの約2000平方bの土地は、2月に総合地所が取得している。一帯の用途地域は商業地域。容積率は敷地北西の一部が600%で、その他は駐車場敷地を含めて500%となっている。建ぺい率は全て80%。
 解体中の店舗建物の規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ1万2937平方b。解体は光(名古屋市港区)が担当し、2025年2月末に完了する予定。
 イオン今池店は1969年11月に「ダイエー今池店」として開業。建設から50年以上が経過し、施設の老朽化のため閉店を決めた。同店舗を運営していたイオンリテール(千葉市美浜区)は名古屋市への届け出の中で、閉店理由を「店舗建て替えのため」としている。


提供:建通新聞社