新潟県農地部農地計画課は、長津地区(村上市)経営体育成基盤整備事業に新規着手する方針だ。整地工や暗渠排水工などの総事業費として32億5830万円を見込んでいる。
計画によると、農地中間管理機構の活用により、農業法人2組織の担い手への農地の集積および集約化を加速し、収益性の高い農業経営を行うことができる農業経営規模の拡大に向けた整備を推進するもの。これにより、効率的で安定的な水稲生産を主体に園芸品目(ねぎ、えだまめ、ブロッコリー、こんにゃくいも)の作付導入で収益性の高い営農の実現に取り組んでいく。
工事概要は区画整理として、整地工他64・6ヘクタール、暗渠排水工60・5ヘクタールをはじめ、農業用用排水施設64・6ヘクタールを整備する。2023年度に採択され、32年度の事業完了を予定。受益面積は64・6ヘクタール、受益者数が119人。関係土地改良区は三面川沿岸。