全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　徳之島町の２０２４年度当初予算が明らかになった。一般会計の総額は87億８７１０万円で、前年度当初比４．５％（３億８２５７万円）の増。総合運動公園のプール等改修に工事請負費１億１５００万円を充てるほか、８路線の道路改良に同２億規模を計上した。
　総合運動公園（徳和瀬）の整備では、園内施設の老朽化対策として年次的に推進。24年度に幼児プールやスライダーの改修に着手するため、23年度から実施設計を行った。業務は東光コンサルタンツが務め、繰り越して現在も進めている。
　道路関係では、防災安全社会資本整備交付金事業費に工事請負費１億１０２０万円を編成し、亀徳西原線（Ｌ約３００ｍ×Ｗ５ｍ）ほか２路線の改良を計画。社会資本整備道路事業費では、亀津19号線（Ｌ12．６ｍ×Ｗ６ｍ）ほか４路線を対象に同８０５８万円を充てる。道路メンテナンス事業費では、秋津橋（Ｌ36．４ｍ×Ｗ６．２ｍ）の補修設計などを見込んでいる。
　土木関係では、町内一円の緊急浚渫推進事業（工事請負費２０００万円）や港ケ丘・九年母団地の改修（同２８１０万円）、母間港の長寿命化計画策定（委託料５６０万円）等を予定。農林関係では、林道山クビリ線や開発橋の改良（工事請負費２７７０万円）や諸田、神之嶺地区で地籍調査（委託料１７１６万円）を行う見通し。
　教育関係では、生涯学習センターの空調チラー改修（工事請負費３２６４万円）や母間小学校の体育館床改修（同１１００万円）を計画。23年度から本体着工した東天城中学校の建設には、計６億８０００万円の工事請負費を追加計上した。