建設新聞社
2024/04/05
【東北・青森】森ビルらが下北西部風力発電事業を計画
森ビル(東京都港区六本木6の10の1 辻慎吾代表取締役社長)、ケン・コーポレーション(東京都港区西麻布1の2の7 中川堅悟代表取締役社長)は、青森県のむつ市と佐井村を跨ぐ地域に「下北西部風力発電事業(仮称)」を計画しており、環境影響評価方法書の縦覧を開始した。
縦覧は、同社HPをはじめ、佐井村役場、佐井村津軽海峡文化館アルサス、むつ市役所、大間町役場で5月27日まで行っている。
事業実施区域は、佐井村東側の山間部とむつ市に跨る約814・4fで、発電機は定格出力4200`h級を10基設置する予定で、合計出力は4万2000`hを想定。ブレード枚数は3枚、ローター直径は138b、ハブ高さは99b、風力発電機高さは最大168bを見込む。
工事内容は、造成・基礎工事等(機材搬入路およびアクセス道路整備、ヤード造成、基礎工事等)、電気工事(送電線工事、所内配線工事、変電所工事)、据付工事(風力発電機据付工事(輸送含む))。
工事期間は、建設工事期間が着工後1〜30カ月目、試運転期間は着工後30〜33カ月目、営業運転開始が着工後34カ月目を見込み、冬季は休工とする。
なお、環境影響評価方法書は日本気象協会が担当した。
提供:建設新聞社