福井県建設業協会(山本厚会長)は4日、毎年恒例の新入社員研修を開催した。福井市御幸3丁目の県建設会館で=写真。東日本建設業保証と共催。きょう5日も2日目の講習が行われる。
会員企業に今春入社した新規の学卒者、および入社6カ月以内の若年者(30歳未満)の男43人女7人計50人が参加した。
まず、東日本建設業保証福井支店の佐藤隆史支店長が開講挨拶し「建設業は、多くの人の生活を支える大変重要で、働き甲斐のある仕事」を強調。オリエンテーションは、協会の大川淳一郎専務理事が務め、北陸新幹線や中部縦貫自動車道、足羽川ダムなど建設業が携わる社会インフラの役割と重要性を示しながら「夢と誇りを持って取り組んでほしい」と、活躍にエールを送った。
講義は、県土木管理課から公共工事の流れ、建設業法、競争入札制度、不良不適格業者排除、ふくい建設産業ポータルサイトなどを紹介。建設経営サービスは、建設業の基礎知識と社会人生活を送るヒントを伝授した。
実務講習は、イメージアップコンサルタントから、社会人の心構えとマナーを指南。「相手に対する思いやり」が大切で、どんな時も「明るく元気に」「笑顔と挨拶」を仕事と思い、1年間続けてほしいとアドバイス。