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建通新聞社
2024/04/05

【大阪】大公大中百舌鳥2・3期整備のプロポ公告 

 公立大学法人大阪は、大阪公立大学中百舌鳥キャンパスの2期・3期整備に着手する。設計と工事、工事監理、教育環境整備の各業務を一貫して行う事業者を選定するための公募型プロポーザルを公告、参加申請書を4月19日まで、技術提案を6月25日まで受け付ける。7月下旬に選定結果を通知する。施工業務の想定上限額は156億0950万9000円、設計監理業務の想定上限額は4億7292万7000円(いずれも税込み)となる。
 参加形態は単体または設計担当企業、施工担当企業などの2〜3者で構成する特定JV、もしくはグループ。経審結果の建築一式総合評定値が、単体企業と特定JVの代表者は1600点以上、特定JVの構成員は1200点以上が条件。その他、経審結果の総合評定値や施工実績などの条件がある。
 大阪府立大学と大阪市立大学の統合に伴う各学部の集約整備事業を2期と3期に分割して実施する。2024年度中に設計に着手し、25〜27年度にかけて工事を実施する計画だ。
 第2期整備事業では、中百舌鳥キャンパス内のB4棟(改修面積2140平方b)とA10棟(同169平方b)、C10棟(同732平方b)を改修する。エレベーターの更新、外構、敷地造成、インフラ整備の各工事も行う。
 また、大阪公立大学高等専門学校(寝屋川市幸町26ノ12)を中百舌鳥キャンパスに移転させるため、柔剣道場体育館棟(鉄骨造2階建て延べ2240平方b)と課外活動棟4棟(いずれも鉄骨造2階建てを想定)を新築。B2棟(改修面積636平方b)、B3棟(同1万3333平方b)、新センター棟(同1615平方b)、プール・C3棟(同207平方b)を改修する。外構や敷地造成、インフラ整備の各工事も行う。
 第3期整備事業では、大学施設の水圏環境・循環棟(鉄骨造延べ2483平方b)、構造材料棟(鉄骨造延べ1584平方b)、風洞実験棟(鉄骨造延べ252平方b)を新しく整備する。この他、A13棟(改修面積4773平方b)と14棟(同3841平方b)、C10棟(同634平方b)を改修する。この他、A7棟上屋の解体、外構、敷地造成、インフラ整備の各工事も行う。
 全体の工期は28年3月31日まで。建設地は堺市中区学園町1ノ1。
 第1期整備事業は鹿島が担当した。