県土整備部は1日、24年度建設工事の総合評価に使う各社施工能力点数をまとめ公表した。工事成績トップは、「土木一般A級」がみたこ土建87・5点、「建築一般A級」は平田組と金田工務店の89・0点となった。同日以降、開札する建設工事から運用を始める。
各社会社工事成績と受注額分母の生産指標額(県工事平均受注額)、企業経営(経審P点)を一覧にした。
工事成績の土木A級は、みたこ土建に次いで舩越建設と山陰緑化建設が87・2点で続いた。建築A級は3位が岩崎組86・0点、4位に美保テクノスなど5社が85・0点で並んだ。全般に西部管内の業者が台頭した。
電気工事A級のトップは、とりでんの84・0点、管工事A級はモチダの84・0点だった。
生産指標額は各社の受注枠を示し、土木A級の上限3億9750万円に▼みたこ土建▼竹内組▼共栄組▼大晃工業▼美保テクノス▼馬野建設▼やまこう建設▼井中組▼井木組▼チュウブ▼藤原組▼高野組▼特研工業の13社。建築A級の上限2億4921万円には▼平田組▼美保テクノス▼井木組の3社が該当した。
また、企業経営(3点満点)では土木A級の上限1110点に▼美保テクノス▼馬野建設▼やまこう建設▼井中組▼井木組▼藤原組▼大協組▼クラエー▼八幡コーポレーションの9社。建築A級の上限1170点は▼美保テクノス▼井木組の2社だった。
日刊建設工業新聞