不動産投資事業などを展開する地主(東京都千代田区丸の内1ノ5ノ1)は、若宮大通沿いに立つ「大正製薬ビル」の解体に、3月中旬から着手した。跡地利用の方針は明らかにしていない。
場所は若宮大通の北側に面した、名古屋市千種区千種2ノ17ノ18。同地の用途地域は南北で分かれており、南側は商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)、北側は第1種住居地域(同60%、200%、31b高度地区)となっている。
解体中の大正製薬ビルの規模は、9階建て延べ7049平方b。施工は伊藤建設工業(名古屋市港区)が担当しており、11月末に完了する見通し。
提供:建通新聞社