愛媛県は、松山南高校の本館改築に向け、仮設校舎のリース契約の手続きに入った。契約先を4月中にも決め、年内をめどに設置、2025年の年明けから使用を開始する。
事業は、建設後70年近く経過した本館などを建て替えるとともに、県立学校振興計画に基づき定時制に松山商業高校の商業科(定時制)を統合するため、建て替えに合わせ本館に必要な教室を整備する。新本館の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約7500平方bを見込む。
本館の建て替えに当たっては周辺にある図書教棟、理科教棟の機能集約も行う予定で、現本館と図書教棟、東・西渡り廊下などを解体した跡地に整備する。設計は日総建大阪事務所(大阪市中央区)が担当。9月末の設計完了を目指す。
建設地は松山市末広町11ノ1。順調なら仮移転作業後に解体工事に着手し、25〜27年度で新本館を建設する。仮設校舎の賃貸借期間は27年9月30日まで。
提供:建通新聞社