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　毛呂山町は、福祉会館ウィズもろやま（岩井西５−16−１）にエレベーターを新設する。多目的トイレのバリアフリー化、床スロープの改修なども合わせた工事費７４６３万７０００円、施工監理費４９５万円を２０２４年度予算から措置する。４月末にも工事内容を一括した一般競争入札を公告する見通し。６月議会付議案件となる。
　バリアフリー機能を強化するため、現建物の脇にＳ造の建屋（高さ約８ｍ）を置き、１〜２階をつなぐ最大11人乗りの昇降機を導入する。建屋の外装仕上げは軽量気泡コンクリート板＋吹き付け塗装。φ９００�o、長さ５ｍの基礎くい（ＡＴＴコラム）を施工する。
　トイレのバリアフリー化は、１階の多目的トイレ２カ所（ホール側と会議室側に各１カ所）が対象。オストメイト対応、ベビーチェア新設、温水洗浄便座の更新などを行う。１階の床スロープもも改修して、最新の基準に適合した床勾配、手すり、点字ブロックを整える。
　一連の工事を一括発注する。４月末にも入札公告、５月中の開札を見据える。議会付議案件の工事規模であり、工事請負契約案を６月町議会に諮る。24年度内の完工、供用開始が目標。
　設計業務は第一建築設計事務所（川越市、電話０４９−２４３−０３５７）が受託している。
　１９７９年度に建築された福祉会館はＲＣ造、延べ床面積３２５０�uの規模。指定管理者はサンワックス。