最優秀は「渡邉健介建築設計」案
小諸市は、公募型プロポーザル「小諸市立芦原中学校区再編に関わる基本設計・実施設計業務委託」審査委員会(委員長・古谷誠章早大教授、審査員5人)の二次審査(審査・質疑応答)を3月29日実施。5者の提案から最優秀者を渡邉健介建築設計事務所の案に決めた。二次審査は同社のほかに大建met、PHa+イシバシナガラ設計共同企業体(PERSIMMON HILLS architects、イシバシナガラアーキテクツ)、シーラカンスK&H+伊藤暁建築設計共同企業体(シーラカンスケイアンドエイチ、伊藤暁建築設計事務所)、ライフデザイン・工藤浩平設計共同企業体(ライフデザイン建築研究所、工藤浩平建築設計事務所)の5者により行われ、1者を特定した。次点はシーラカンスK&H+伊藤暁建築設計共同企業体になった。24・25年度の2カ年で基本・実施設計を行い、26・27年度で建設を進める。
芦原中学校区の再編は、校区の3小学校(坂の上、水明、千曲)の児童・生徒数の減少により2028年度に統合新小学校の開設を目指す。建設地は現在の芦原中学校敷地内で、既存の中学校校舎の活用を前提とし、不足分は増築する。
業務名称=小諸市立芦原中学校区再編に関わる基本設計・実施設計業務委託
業務箇所=小諸市新町2−6−1(芦原中学校)
業務概要=統合小学校と中学校の施設整備に関わる基本設計および実施設計業務委託
履行期間=2026年3月23日
提供:新建新聞社