秋田市道路維持課は、橋りょう修繕事業費1億1,410万9,000円を当初予算で確保。工事では福田三号橋(金足)、笹岡一号橋(外旭川)、井戸尻一号橋(濁川)、森腰橋(添川)、牛島西歩道橋(石島)、神ヶ村窪橋(雄和)の補修を行う。このうち福田三号橋と牛島西歩道橋は債務負担行為で発注済み。そのほかの橋梁については5月以降、7月末までの公告を目指す。また、補修設計を白山三号橋(上新城)、中の橋(河辺)、第二横山橋(仁井田)で行うため、5月以降に公告する。
工事を行う橋梁のうち、金足福田2号線の福田三号橋は三共販売、牛島西二丁目自歩道線の牛島西歩道橋は石黒建設工業に発注済み。
家ノ前2号線の笹岡一号橋(架設年不明L2.1m、W8.6m、RC床版橋、外旭川字笹岡)では、ボックスカルバート化を検討しており、ボックス化が困難な場合はコンクリート部材を補修する。泉濁川線の井戸尻一号橋(架設年不明L6.6m、W9.5m、RC床版橋、濁川字後田)では、舗装打換やコンクリート部材補修などを実施する。
鎌の沢東沢線の森腰橋(架設年不明L4.5m、W4.6m、添川字西沢)ではボックスカルバート化を検討。神ヶ村窪線の神ヶ村窪橋(昭和35年架設L6m、W3.8m、雄和神ヶ村字窪)では、コンクリート部材補修や橋面防水を行う。
補修設計を委託する橋梁のうち、小又白山線の白山三号橋(昭和48年架設L20.6m、W4m、鋼橋、上新城白山字岩関)では再塗装や橋面防水、橋台・橋脚補修、伸縮装置補修などを実施。川原田2号線の中の橋(昭和35年架設L119.7m、W6m、PC橋、河辺松渕字行人塚)ではコンクリート部材補修、橋面防水、伸縮装置補修、ひび割れ補修などを行う。
仁井田横山3号線の第二横山橋(昭和41年架設L19.3m、W9.5m、鋼橋、仁井田字中谷地)では、再塗装や橋面防水、橋台・橋脚補修、伸縮装置補修などを行う。設計を行う3橋は7年度以降に補修工事を発注する。
提供:秋田建設工業新聞社