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北陸工業新聞社
2024/03/28

【石川】建築設計関連3団体が幹事/能登復興建築人会議を設立/ワンチームで被災地支援/水野一郎氏が会長/31日に記者会見

 能登半島地震における県内被災地を対象に「建築およびまちづくり」に関する復興情報を共有するプラットホームとなる「(仮称)能登復興建築人会議」が、県内の建築設計関連団体を中心に設立される。31日に記者会見を行う。
 幹事団体は、公益社団法人日本建築家協会(JIA)北陸支部石川地域会、一般社団法人石川県建築士事務所協会、一般社団法人石川県設計監理協会の3団体。会長は水野一郎金沢工大教授、アドバイザーには、能登半島地震復旧・復興アドバイザリーボード委員の小野田泰明東北大教授が就く。
 事業目的は県内の建築設計関連団体がワンチームで被災地に寄り添う復興を目指し、建築やまちづくりの復興に関する情報や活動を収集するプラットホームとなり、復興支援や助言を行う。
 事業範囲は▽応急仮設住宅計画▽復興公営住宅計画▽被災建築修復計画▽建築文化財修復▽復興まちづくり計画▽地域コミュニティ形成▽生活環境改善などへの支援▽建築・まちづくりの意思決定支援▽建築の復興活動情報共有―。
 4月下旬に金沢歌劇座で設立記念フォーラムを開催する予定。
 会長を除く事業体制は次の通り(敬称略)。
 ▽副会長 浦淳(JIA北陸支部監事)、小津誠一(県事務所協会会員)、小林正澄(同協会長)、竹内申一(JIA石川地域会副会長)、中村賢一(県設監協会長)▽専務 石村聖一郎(JIA石川地域会長)▽事務局 荒木恭子(県設監協専務理事)
 連携団体は、日本建築学会北陸支部、石川県木造住宅協会、県建設業協会、県建設コンサルタンツ協会。

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