鶴ケ峰駅北口周辺地区まちづくり協議会は、3月26日に鶴ケ峰駅北口市街地再開発準備組合を設立した。再開発の対象エリアは旭区鶴ケ峰2他の約1・2f。今後、事業協力者の公募や事業計画の検討を行い、本組合を設立。相鉄本線(鶴ケ峰駅付近)連続立体交差事業が終わる2033年度の完了を目指す。
鶴ケ峰駅北口には、鶴ケ峰商店街やバスターミナルが立地しており、多くの人が通行する。一方、相鉄との交差部では、慢性的な渋滞が発生するなど、周辺の交通インフラが脆弱であることが課題となっている。
鶴ケ峰駅付近を連続立体交差事業に伴い、まちづくりの検討を本格化。19年3月には「鶴ケ峰駅北口周辺地区まちづくり構想」を策定し、対象区域の約8fを駅前拠点ゾーンと沿道サービスゾーン、周辺環境ゾーンに分け、まちづくりを進める方針を打ち出した。再開発施行区域は駅前拠点ゾーンに当たり、利便性を生かした土地利用を行うとしている。
19年5月に鶴ケ峰駅北口周辺地区まちづくり協議会を設立し、分科会を設けるなどして、地権者で協議を行ってきた。26日に開いた協議会で、準備組合を設立することを承認。今後は、事業計画などの検討に着手する。
提供:建通新聞社