建設新聞社
2024/03/27
【東北・青森】建替の全体計画見直しへ/八戸病院認定変更等申請業務を公告
国立病院機構八戸病院は、同病院施設建て替えの全体計画認定変更等申請業務の委託先選定へ一般競争入札で公告した。参加申請書の提出は4月8日まで(持参または郵送)、開札は同22日11時から。履行期限は2025年3月31日まで。
参加資格は、厚生労働省から東北地域における「建築関係建設コンサルタント業務」の認定を受けたAまたはB等級で、一級建築士事務所登録を行っていることなど。
同病院では、既存施設の老朽・狭あい化などから、14年6月に一般病棟の建て替えとなる新病棟(設計=岡設計、建築=奥村組、電気設備=ユアテック、機械設備=三晃空調)を建設。規模はRC造4階建て、延べ6096平方b。残る外来棟やサービス棟などの施設については国の耐震基準見直しに伴い、既存施設を解体し、新たな施設を建設する予定としていたが資金繰りなどから計画を休止。八戸市に提出していた計画期限が今月で切れることから、市と協議の上で、新たな全体計画を提出することにした。
以前の計画では、青森県八戸市吹上3の13の1地内の現敷地内で解体予定の第5、6病棟解体跡地に、外来部門や管理部門、サービス部門、リハビリ部門などを集約したRC造3階建てで、延べ約5000平方bの外来管理棟などを建設する予定としていた。
今回の業務では、全体計画認定変更業務のほか、サービス棟と車庫棟の既存建物調査報告書作成業務、12条5項報告業務(是正完了報告は含まない)、耐震診断業務などを実施。新たな全体計画に基づき、八戸市や機構本部などと協議を実施し、数カ年での整備を進めたい考え。
提供:建設新聞社