全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　瀬戸内市は、長船地区施設の再編に伴う関連施設整備事業について、長船町公民館など２施設の解体工事を早ければ２０２４年度上半期に一括で発注する見通し。同工事費は、24年度当初予算に計上している庁舎再編事業費５億０３５０万円に含まれている。同公民館の移転先であるゆめトピア長船の改修工事が７月末に完了する予定で、移転のめどが立ち次第同工事を発注する。公民館などの解体設計はＡＤＯ建築設計事務所（岡山市北区）が担当しており、23年度末に完了させる。
　解体規模について、長船町公民館（長船町土師１１７５ノ１）が鉄筋コンクリート造２階建て延べ１７６４平方�b、同市消防署長船分駐所（長船町土師３１３ノ７）が鉄筋コンクリート一部鉄骨造２階建て延べ２０１平方�b。分駐所の移転新築工事は完了している。解体後の両施設の跡地活用は今後検討していく。
　長船町公民館、同市消防署長船分駐所、長船支所の老朽化や今後の持続可能な行政運営などを理由として、18年３月に策定した「瀬戸内市庁舎再編計画の基本構想」に基づき、長船地区施設の再編に伴う関連施設整備を進めている。合併特例債の使用期限である24年度末までに同計画の完了を目指している。長船支所については、現在解体工事中であり、移転先の新築工事は完成している。

「提供:建通新聞社」